なんだかんだですったもんだ・・・老後資金2000万も要るかい??

 先ごろ、金融庁のワーキンググループが出した、「老後資金は2000万必要」との試算。あれから紆余曲折を経て、諮問した張本人である、麻生太郎氏が「この報告は受け取らない」と、受理を拒否。結局あのすったもんだは一体何だったんだ? 宙ぶらりんで幕引きがされようとしています。

 おかげで、話題としては賞味期限切れな感が・・・。でもせっかくなので、自分なりの検証といいますか、見解を述べてみたいと思います。
 この話が騒がれ始めた当初から、私はこの”2000万説”については懐疑的に見ていました。結論! 『人それぞれ』 2000万で有り余る人も居れば、5000万で足りない人も居る。身も蓋もない結論ですが、節約力が身についた人は1000万、あるいはもっと少なくて済むでしょうし・・・。
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https://43079259.at.webry.info/201710/article_4.html(ドケチリタイア検証)

 少し古いデータですが、当時からあまりインフレは進んでいないので、ある程度は参考になるでしょう。月間9万でも足りる人は足りる。そういうことです。思い出して下さい。数年前までは名だたるFPたちが「3000万必要」なんて、口を揃えて言ってたんです。それがいつの間にか2000万までハードルが下げられています。これだけ見ても、いかにアバウトな試算なのか見て取れますねw
 
 一般人には3000は無理っぽいから2000にしようね・・・。そんなところでしょうか? いま、60代の人々の貯蓄の中央値は1000万ほどです。平均値は1800万台なのですが、平均値だとどうしても、沢山持ってる富裕層が数値を引っ張り上げてしまうきらいが有るので、中央値の方が参考にしやすいです。

 さらに、還暦を迎えた人のうち、25%が貯蓄100万未満という話もあります。(https://news.yahoo.co.jp/pickup/6326924) 実態がこうなのですから、いかに信憑性に欠ける試算かがよく解ります。もう半年・一年経てば、1000万さらに500万と、ほとんどバナナの叩き売り状態になってくるかも知れません。何事も鵜呑みにして騒ぐのはスマートではありませんよね。なにが本当で、どの程度信憑性があるのか見極める。これが今、日本国民に求められているのだと思います。

 心配せずとも年金制度が崩壊することはありません。政府は必死に支えるはずです。年金で暮らせない人が続出すれば、それらが一気に生活保護になだれ込み、それこそどえらい事になるからです。まあ、その一環として、現有の社畜を70歳まで長持ちさせるというオプションが検討されているのです。労働者に優しくという発想ではなく、今居る社畜をどこまで長持ちさせて引っ張っていくか・・・。これが”働き方改革”の真の狙いなのです。

 そんなこんなで、70歳になるまでリタイアは許されなくなりつつある時代。次回は、そんな時代に置かれた我々が、どんな手を打てるのか? それについて考察したいと思います。
 

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