「中国がフッ化水素売ってくれるよ~ん♪」が危険な訳

 韓国が、中国からのフッ化水素を始めとした、半導体関連の3品目調達に目途をつけた。これで日本の報復は効果がなくなる・・・。「ケッ、ざまあみろ」みたいな事が報道されているようですが、果たしてこれで韓国は安泰か? ちょっと考えてみたいと思います。
 まずは、猛烈な勢いで韓国の通貨ウォン安が進んでいるという事。解りやすく日本円に例えると、1$=100円のレートだったのが、一気に1$=200円になるようなもの。これが円安です。こうなると、例えば米国に1$の製品を売れば、手取りは100円。しかし円安になると、この手取りが200円になります。つまり、輸出で食ってる企業にとっては美味しい話。これがまるまる韓国にも当てはまります。しかも韓国経済は輸出への依存度が高いので、なおさらです。
 しかし、輸入となると話は別。1$の商品を米国から買うのに、100円の持ち出しで済んでいたのに、円安になると持ち出しが200円に増加。つまりコスト増で収益が圧迫される。そういう事です。このブログの訪問者には”釈迦に説法”かも知れませんが念のため。結局ウォン安が重くのしかかって、調達コストは大幅に増加。さらに、生粋の商人としてユダヤと一二を争う中国人。この機を逃すはずがありません。かなり割高な単価でふっかけてきそうです。


 韓国の諸君。あんまりのどかに安堵感にひたってると、とんでもないことになりますよ。まあ我が国としては、高見の見物と行こうじゃないですか。韓国が買ってくれなくなったら、他国への輸出に回せばいい。欲しがってる国はなんぼでもありますからね。